大分岡病院
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大分岡病院

病理・細胞診

病理組織検査

体の一部が病気になると、その病変部では細胞・組織が正常な働きができなくなったり、形態や構築に異常が出てきます。 病理組織検査とは、病変部から採った細胞・組織を調べて、どのような病気であるかを決めることです。 多くの場合、病理組織検査での診断結果が最終診断、つまり確定診断となります。

病理検査室

病理検査の流れ

1.
手術材料・生検材料
2.
ホルマリン固定 ホルマリン固定
3.
切り出し
4.
パラフィン包埋
5.
ブロック作製
6.
薄切
7.
HE染色
8.
鏡検
9.
病理組織診断
検査材料が提出されてから結果報告までは、3~6日かかります。特殊な染色が必要な場合は、もっとかかることがあります。

細胞診

尿・喀痰・胸水・腹水などに剥がれ落ちた細胞や、病変を綿棒で擦過したり、針を刺して採られた細胞をスライドガラスに塗りつけ、染色した標本を作り、顕微鏡で観察するのが細胞診検査です。

細胞診の検査は、組織検査に比べて検体採取が容易で、患者さんの負担も少ないことが特徴です。 検体が提出されてから結果報告までは、2~6日かかります。