もっと学ぶもっと伸びる
敬和会アカデミーは、職員のみなさんが医療人として、社会人として初心者からエキスパートまでの
全キャリアにおいてより高いレベルに成長していくために、教育や研修を通じてサポートします。
敬和会アカデミーには、以下の五つのユニークな取り組みがあります。
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I
- シラバス
- 各専門部署で長年培ってきた人材育成のノウハウや取り組み (知識、技能、倫理観、人間力向上等)を、大学教育に準じる形でシラバスとして体系化し、ウェブサイト上に一元化して閲覧できるようにしました。
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II
- e-Learning
- リアルな教育研修の充実に加え、敬和会オリジナルのe-Learning教材の制作に取り組んでいます。24時間いつでもどこでも自ら進んで学べるバーチャルな教育環境づくりを進めています。
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III
- メンター制度
- 将来のキャリア形成や進路等の個人的な悩みや疑問を経験者に気軽に相談できるような風土づくりの一環として、メンター制度を導入し運用しています。
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IV
- 資格取得
- 個々のキャリアアップに必要なものとして専門資格の取得が挙げられます。敬和会では、各キャリアレベルで必要に応じた資格取得を推奨し、環境を整えています。
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V
- 臨床研究
- 医療や介護は、科学的なエビデンスに基づいて日々発展しています。患者さんにより良い医療や介護を提供するために、職員による臨床研究の実践を勧めています。各種専門学会での発表や論文作成を積極的にサポートします。
敬和会アカデミー五つの特色
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I
シラバスで今の自分と将来の自分に必要な教育研修が一目瞭然
シラバスとは、敬和会の各部署においてキャリア形成の様々なステップで働く職員の人材育成のために作成したカリキュラムを集積し体系化したものです。
入職からエキスパート職員になるまでの全キャリアにおいて履修可能な法人内外研修を一目で見渡せる全体像と共に、それぞれの法人内教育研修の目的、内容、期間、担当講師等の詳細を知ることができます。下記の各部門名をクリックすると、シラバスのサンプルが表示されます。
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II
e-Learningを使いこなして、いつでもどこでも着実に仕事力アップ
e-Learningは、敬和会職員なら誰でも各医療介護部門のシラバス内に直接貼られたリンクを通じてアクセスできるようになっています。
勿論、自分の所属する部署以外でも自由にアクセスすることができるので、自分の専門分野だけでなく、医療や介護を幅広く縦横無尽に学ぶことができます。また、将来的に新しいキャリアへの展望が開ける可能性も生まれます。
現在、動画のコンテンツはどんどん充実してきています。下記の各部門名をクリックすると、e-Learningのサンプルが表示されます。
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III
メンター制度を利用して憧れの将来像を現実にする
誰でも自分の職業人としての将来像を思い描いたことがあるかと思います。
敬和会アカデミーでは、将来のキャリアパスを中心に定期的に相談し共に育むメンター制度を導入し運用を始めています。
メンターと呼ばれる、選出された経験豊富な各部門の法人職員が、希望者であるメンティー(みなさん)と月に1-2回面談を行い、自分の将来像やそれを実現するための具体的な方法などを話し合います。
メンターは、基本的に直属の上司ではありませんから、何の制約もなく自由に自分の考えを伝えることができますし、相談内容は秘匿されます。この制度は、多くの施設で新人に対して行われているプリセプター制度とは次の点で異なります。まず、プリセプター制度ではプリセプターは比較的若手職員が担当しますが、メンター制度ではメンターは幹部などの役職者が相談にあたります。また、プリセプター制度の目的は、技術的な支援や新しい環境に慣れるためのサポートが中心ですが、メンター制度は、将来のキャリア形成を実現するためにはどうすれば良いかという長期的な視野に立ったバックアップを提供することです。
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IV
資格取得によるキャリアアップをサポート
自分の将来のキャリアアップには、日々の地道な研鑽や法人内外での研修の受講等に加え、それぞれのキャリアに応じた資格取得が役立ちます。
敬和会では、職員の医療や介護系の資格取得を積極的にサポートしています。
各キャリアステップで取得可能な資格などは、シラバスに併せて掲載していますので、資格取得のタイミングを逃しません。下記をクリックすると、取得可能資格のサンプルが表示されます。
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V
臨床研究は医療人と法人全体を更なる高みへと導く
臨床研究というと、大学等の研究機関で行うものであり、民間病院で働く自分には関係ないと考えている医療人も多いのではないでしょうか。
翻って、日々の自分の業務内容を改めて振り返ってみると、多くの手技やデータが医学研究に基づいて構築され改良され続けて来たものであることがわかります。
日常的な臨床業務を科学的な視点で解析することは、患者さんに科学的なエビデンスに基づいたより良い医療や介護を提供するうえで必要不可欠であると私たちは考えています。その意味では、サイエンスを尊重することは、個々の職員だけではなく、敬和会という社会医療法人全体の医療、介護に対する姿勢を象徴するものと言えます。そのため敬和会では、一般職員による臨床研究の実践を推進しており、各専門学会への積極的な参加をサポートしています。また、敬和会全職員による独自の敬和会学会を年一回開催し、日頃の臨床から生じた疑問や改善方法等の科学的な研究結果を持ち寄り発表する場を作っています。
さらには臨床研究初心者でも、学会発表に留まらず、研究結果を英語論文にまとめジャーナルに投稿するためのサポート体制もあります。
ご協力ください