I. ダイバーシティとは
ダイバーシティ(Diversity)は「多様性」と訳されている。
一般的に個人のもつ属性を意味している。
多様性の要素としては第一次元に「年齢・性別(性的指向・性自認・性表現)・障がい・国籍・人種」等、第二次元には「仕事経験・社会的背景・働き方・ライフスタイル・家族・宗教・政党」等があげられる。
「Diversity&Inclusion:多様性の受容」が重要である。
II. ダイバーシティ経営戦略
- 多様な人材を受入れ活かす
- その能力が最大限発揮できる機会を提供する
- イノベーションを生み出す
- 新たな価値創造につなげる
- 組織のパフォーマンスを上げる
これらをダイバーシティ経営戦略と呼び、医療・介護・福祉領域においても重要となる
III. ダイバーシティ導入による経営戦略及び期待される効果
- 多様な能力・価値観・発想を持った人材の獲得・育成
- 多様化・複雑化する顧客ニーズヘの効果的対応
- 多様な思考からのアイデアによるイノベーションが促進され、オープン・イノベーションによる新たなサービスの創造
- 多様な意見の集約や異質を受け入れることから生まれるグッドクラクション(良い意見のぶつかり合い)
- 創造性・問題解決力向上
- 個性の発揮できる環境でのチームパフォーマンスの向上
- ハラスメント(パワーハラスメント・セクシャルハラスメント・モラルハラスメント・マタニテイハラスメント・SOGIハラスメント 等)削減・差別のない風土醸成
- マーケットと働き手の同質化・共感
- パラレルキャリア・リモートワークなどの働き方改革が促進
- 医療・介護・福祉分野(ヘルスケアリンク)における労働生産性の向上 等々…