大分リハビリテーション病院
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3年半ぶりに開催!「患者・家族会」のご報告

2023年10月21日に当院入院中または退院後の患者さん・ご家族さん向けに
「患者・家族会 分かりやすい排泄 オムツのあれ・これ!!」を開催しました。

参加していただいた方から
<今回参加しての感想>
・今回参加させて頂き為になりました、オムツの当て方もとてもわかりやすく楽しく学べました。
座談会も他の家族の方の話も聞け勉強になりました。
・ありがとうございました。ブルーになっていましたが講師の先生の明るさに救われました。
・とても分かりやすかったです。次回あればまた参加したいです。
<入院生活、退院後の生活、自宅生活を送る上で不安に思うこと>
・夜のオムツ交換
・オムツ交換、付け方、交換の仕方
・必要な物品があったらいい物を知りたい
(ネットで見ても情報がありすぎて困る)
・入院前の体の状態に戻ってくれるかが不安
・栄養面、褥瘡等
・リハビリの進み具合、どこまで出来るのか心配
<今後、家族会でやってほしい企画>
・栄養指導、褥瘡について
・他の方々と具体的な体験や状況を話し合いをしたい
・オムツ交換の方法はもっと時間をとって欲しい
・移乗の仕方等

貴重なご意見ありがとうございます。

参加した職員からの意見として
①実際のオムツ講習を受けて、自身の今後の臨床においても有意義な情報を得る事ができた。
また、座談会にて患者家族のリアルな声を聞くことが出来、今後関わっていく患者様たちへ還元できそうだなと感じた。
②オムツを適正に使用する(便だまりをつくって、スリットにオムツをきちんと収納する)ことて、介助者・患者の負担軽減につながり、コスト削減にもなることを学べたのはとても大きな収穫でした。また、退院後の生活でご家族が抱える負担が沢山あることを肌で感じ、ご家族の負担を減らす援助ができるようになりたいと感じました。
③オムツ講習を受けて、オムツやパッドの広げ方から付け方、種類など自身も勉強になり、臨床へ活かしていきたいと思いました。座談会では、退院後への不安や退院してからの不安・負担などを実際に聞くことができ、良かったです。入院中に解決できることは対応をしていき、退院後に関しては今回の家族会のように関われていくと良いなと感じました。
④ 初めて家族会に参加させていただき、貴重な体験でした。
講師の方の話しは楽しく引き込まれました。オムツの話しは正しい使い方をしないと可動域制限や漏れの原因になる話しは私自身も大変勉強にになりました。
座談会ではグループに分かれて、ご家族の困り事や想いを直接伺う機会になりました。
感染対策が必要ですが、
家族会で交流ができるのは大切な事だと感じました。
⑤家族会を通して、家族がたくさんの悩みを抱えていることを改めて認識した。退院後もずっとおむつのことなど悩みながら生活されており、悩みを相談できるところも少ないことを感じた。←病院として貢献できることがあるのではないかと思った。
おむつの内容に関しては、適正な利用に向けての職員向けの研修の必要性を感じた。また、患者さんそれぞれに合わせた選択肢をもう少し病院で準備しても良いのではないかと感じた。個人的には、岩崎さんが最後に話していた適正利用をすれば消費量が減るのではないかというところが面白そうだと思いました。数字で表せるとわかりやすくていいなぁと思いました。

今後もこのような機会を設けさせていただけたらと職員一同考えております。