大分岡病院
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大分岡病院

放射線技術部

放射線技術部は、放射線機器、画像診断装置をそろえており、画像診断と画像診断装置を利用した局所治療(インタベンショナルラジオロジー:IVR)を担当しています。各科の臨床診断を画像診断の立場からサポートし、より確実な確定診断に結びつくよう努力しています。
検査は予約制で行っておりますが、急病の患者さんには緊急検査として対応しています。そのため、予約の時間に検査ができず、お待ちいただくこともありますので、ご容赦ください。また、CT、MRI、超音波検査について地域医療連携の先生方に利用していただくことが可能であり、放射線科専門医師による画像診断、報告書作成を行っています。できるだけ早くご依頼いただいた先生方に画像データ(CD/DVD、フィルムなど)と報告書が届くように努力しています。

主な医療機器

CT2台、MRI1台、血管撮影装置1台、一般X線撮影装置、X線TV装置1台、超音波検査装置1台、核医学診断装置1台、骨塩定量装置1台、

機器のご紹介

CT検査

128列のCT装置(SIEMENS社製:SOMATOM Definition AS)と80列のCT装置(TOSHIBA社製:PRIME Aquilion)を使用しています。CT装置の検査では、X線を使って身体の断層面を撮影することで体内の様々な病巣を発見することができます。また、当院では造影剤を体内に注射して目的の部位を見やすくするための造影検査や、骨や血管、心臓などの3D画像の作成なども行っています。
80列のCT装置(TOSHIBA社製:PRIME Aquilion)
CT(128列)シーメンス社製SOMATOM Definition AS +

MRI検査

Magnetic Resonance Imaging の略で核磁気共鳴画像と言います。
検査はX線を使用せず強力な磁石と電波を使用して、人体のどんな方向でも画像化して撮影する検査で、様々な病気の状態、大きさ、形などを見ることが出来ます。
また血流を画像化(MRA)して造影剤を使用せず非侵襲的に血管を画像化して3D画像表示することにより脳血管や下肢血管などの診断に使われています。
当院ではシーメンス社製1.5T超電導MRI装置で撮影し、鑑別診断から救急まで対応しています。
MRI シーメンス社製MAGNETOM Aera

RI検査

放射性同位元素(Radioisotope ラジオアイソトープ:RI)を目印につけた医薬品(放射性医薬品)を用いて、検査を行います。体内に投与されたお薬は、特定の臓器または組織に取り込まれ、そこから放出される放射線をガンマカメラと呼ばれる装置で撮影を行い画像化することで、病気の診断や機能評価を行うことができます。
CTやMRIによる形態画像では得られにくい臓器・組織の生理学的機能情報や代謝情報を画像に表すことができます。
シンチグラフィー装置
RI 装置 (GE 社製 Discovery NM830)

一般撮影

X線を使い、胸部や腹部、骨の状態を撮影します。X線は体の組織や臓器によって通過しやすさ(透過性)が異なります。この差を利用して画像を作り、診断を行います。現在では撮影した画像をデジタル処理によって撮影後でも見やすく、様々な処理が行える様になっています。その他に当院では、X線を利用して骨を構成するカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量(骨量)を測定する骨塩定量測定も行っています。
一般撮影装置
島津製作所社製 RADspeed Pro
CANON社製 CXDI 40EG/50G
Carestream社製 CR975/CR850

透視検査

X線透視撮影装置で行う検査です。X線を連続して出すことにより、体内臓器の形態観察や、機能などをリアルタイムで目視することができます。当院ではERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)をはじめ、食道、小腸、大腸といった消化管疾患の診断や、関節脱臼の整復など様々な診療科の医師が検査や治療を行います。医師、放射線技師、看護師、臨床工学技士、言語聴覚士など様々な専門スタッフが携わり、連携を取りながら検査を進めていきます。
DR(透視) 島津製作所社製 SONIALVISION

血管造影

血液の流れや血管の状態を観察して、狭窄や閉塞などの診断や治療を行います。
主に手首や腕、足の付け根の動脈からカテーテルという細い管を挿入して目的の血管に造影剤というお薬を注入しながら、X線撮影を行う検査です。
狭窄部位では、風船で広げて血流の改善を行い、ステントを留置しての治療も行います。
当院では主に心臓疾患、下肢の末梢動脈疾患や透析患者さんのシャントの治療などを行っております。
カテーテル(血管造影装置) 東芝メディカル社製 INFX DP

超音波検査

装置から出る音の跳ね返りの時間差を利用し画像にしている検査です。特徴は、1、X線検査(レントゲンやCT等)とは異なり被曝の心配がありません。2、任意の断面でリアルタイムに観察が可能です。3、硬い骨に囲まれているような部分や空気の部分を除けば体のほとんどの部位が検査の適応です。当院の放射線課では主に腹部臓器や表在の検査を行っています。
エコー GE社製Logiq9

外来診療日

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