大分岡病院
TEL.097-522-3131(代)
TEL.097-503-5033(診療予約)
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代表
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地域・患者総合支援センター(診療予約)
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吉住 房美
認定看護管理者とは日本看護協会認定看護管理者認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者をいいます。
上尾 愛
1.がん看護専門看護師について教えてください。また資格を取得した理由を教えてください。
がん看護専門看護師とは、がん医療の高度化・専門分化が進むなか、看護の質向上のために日本看護協会が定めた制度で「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深めた者」となっています。私が資格を取りたいと思ったのは、脳腫瘍で意思決定能力が低下した患者さんと家族に関わるなかで、症状マネジメント能力、コミュニケーション能力の未熟さを痛感し、もっと自分自身が学ぶ必要があると思い進学しました。
2.現在資格を活かしてどのような業務をされていますか?
消化器外来、腫瘍内科外来などを担当し、患者さんと家族が納得して治療選択できるように意思決定支援、身体や精神面などのつらい症状の緩和、そして患者さんとその家族が安心して生活ができるように「がんと診断された時」から多職種と連携しています。
3.今後資格を活かしてどのようにしていきたいですか?
患者さんや家族が、自分たちで治療や療養の場を選択し、自分らしく過ごしていけるようにより一層サポートしていきたいと思います。 院内で、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を広める会を通して普段から「自分がどう過ごしていきたいか」を考えていけるような活動をしていきたいと思います。
幸 直美
1.感染管理認定看護師について教えてください。また資格を取得した理由を教えてください。
感染管理認定看護師には、患者さんや病院で勤務する人を感染から守る役割があります。そして感染管理に関する知識・技術を活かし、患者さんが安心して安全に療養できるよう、また職員の安全な職場環境を整えることを目的に活動を行っています。
資格を取得しようと思ったのは、感染対策委員として感染対策に携わっていく中で、 『何故?なぜ?』が増えていき、看護師として患者さんが感染を起こさないためにもっとできることはないかと考え、感染管理を深く学びたいと思ったからです。
2.現在資格を活かしてどのような業務をされていますか?
患者さんへの直接的なケアを行う機会は少なくなり、組織横断的な活動が主となります。病院全体を見渡し、感染が起こっていないか、感染対策がきちんと守られているかを監査し、起きてしまった場合は、何が問題なのかを調査し、その対策を検討します。
3.今後資格を活かしてどのようにしていきたいですか?
感染対策は子どもから大人まで、全ての人に必要なことです。
インフルエンザにならないためにはどうしたらよいかなど、感染対策で必要なことを、病院の外にも発信できたらと思います。例えば、保育園や幼稚園、小学校などで感染対策の方法や大切さを伝えて行けるといいなと思っています。
池田 愛美
1.手術看護認定看護師を取得した理由と特定行為研修を受講した理由について教えてください。
手術看護認定看護師:手術看護を経験して5年以上が経過し、もっと麻酔のことや術中の患者さんがどのような状態なのかを詳しく知ることでより良い看護につながるのではと考え取得しようと決意しました。
特定行為研修を修了した看護師:認定看護師の知識を活かすと共に、麻酔医のタスクシフトとして安全な麻酔に寄与できるならばと思い取得しました。
2.現在資格を活かしてどのような業務をされていますか?
主に術中の麻酔管理を行っています。麻酔医が麻酔導入した後安定したところで術中管理を任されていますが、毎回同じ経過をたどるわけではないので緊張感や責任感を強く感じながら従事しています。
また認定看護師としては院内外の研修講師だったり、リスクの高い患者さんの介入についてスタッフと考えたりと、実践を主に頑張っています。
3.今後資格を活かしてどのようにしていきたいですか?
業務の内容は大きく変わることはないと思いますが、後進を育てていきたい思いが強いです。同じように資格を取得したり、手術看護、麻酔看護について深く学んだ仲間を増やし質の高い手術医療・手術看護を提供していきたいと考えています。
芦田 幸代
1.皮膚・排泄ケア認定看護について教えてください。
皮膚・排泄ケア認定看護師(Wound, Ostomy and Continence Nursing)とは、創傷ケアやストーマケア、失禁ケアを専門とする看護師です。また健康な皮膚を維持するスキンケア(予防的スキンケア)や創傷などを持つ皮膚に対して行うスキンケア(治療的スキンケア)もこの中に含まれます。これらの専門分野で患者や家族に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践します。また看護実践を通して、看護者に対して指導を行いながら患者さんの苦痛を取り除くだけでなく予防的に関わり、生活の質の向上及び維持ができるようにセルフケア支援を行っていきます。
2.現在資格を活かしてどのような業務をされていますか?
現在、創傷ケアセンターで主に足に関するあらゆる疾患(足病)のある患者さんにフットケアの実践・指導を医師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、義肢装具士など多職種で関わっています。そして褥瘡等創傷をもつ患者・家族に対しても、日常でのケアを指導してより早期に治癒できるように支援しています。
またストーマをもつ患者及びスタッフからのケア相談を受けています。
さらに毎週、関連施設(回復期リハビリテーション病院・介護老人保健施設)に訪問し、創傷をもつ患者に対して、看護師や介護士、理学療法士と一緒に実践しながら、より早期に治癒できるようにケア相談を行っています。
3.今後資格を活かしてどのようにしていきたいですか?
本来の歩行を守ることは人間の尊厳に関わるので予防的ケアを通して下肢切断する人が減少できることや早期に創傷治癒できるように関わり、歩行を守ることができるようにケアを行っていきたいと考えます。
また病院や施設、在宅等で深くなった褥瘡が減少しません。予防ケアなど広く深めていけるように関わっていきたいと考えます。