平成25年度 介護福祉士・看護助手合同研修
2014.06.12
平成26年3月1日(土)午後より、介護福祉士・看護助手合同研修を実施した。
年間研修計画から「移乗・移動」をテーマに本院の理学療法士四名にてグループ毎に実技指導。
質の高い看護を目ざすうえで、「安全をまもる」ことは基本的かつ非常に重要な意味をもつ。加えて安全を守ることと表裏一体となるのが事故防止であると考える。
転落・転倒は体位変換・起き上がり・立ち上がり・歩行時などの移動時や車椅子からベッド・トイレ等への移乗時、または何かの動作時にバランスを崩す等、患者の動きに伴って発生することが多い。
したがって、安全・安楽・効率性を考えて、適切なケアの提供が何よりの事故防止策である。
人間の身体の動きに関する知識に基づいて、患者の重心と体重をコントロールしながら自分の身体を効率よく使い、正しく実践することは、事故防止はもとより看護の質の向上にもつながる。
体位変換、移動・移乗の援助は一日の中でも頻繁に行われる援助であり、どのグループも日頃の疑問点や、基本動作の確認など真剣に取り組んでいた(内容は下記のとおり)
研修内容 四グループに分かれての実技指導~各自実践
*基礎コース
①ベッド上での仰臥位から端座位への動作(寝返り動作、起き上がり動作)
②端座位から車椅子への移乗動作
*応用編
①左麻痺、硬直があり後頭部など体の支えが欲しい人の移乗・移動動作
②点滴ルートの管理している人の車椅子⇔ベッドの移乗動作
ロード 水智(みち)


