大分岡病院
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大分岡病院

看護部 研修報告 2011年度

3月の研修報告-②

平成24年3月24日(火)
第2回目の看護技術トレーニングが開催されました。今回は敬和会グループ(大分岡病院・東部病院・老人保健施設豊寿苑)から中途採用者の方が、長年携わらなかった技術に不安を抱えての参加となりました。最近の医療材料に少し戸惑っているようでしたが、すぐに勘を取り戻したようでした。

次回は6月23日(土)第3回目を開催いたします。ご興味のある方は是非ご参加ください。

3月の研修報告

平成24年3月6日(火)
看護部継続教育研修 入職3年目 看護観を見つめるための研修まとめ発表がおこなわれました。

一年間教育委員やさまざまな先輩看護師のサポートを得て、患者さんとの係りを検討することで、専門職としての自己の課題を明らかにし、看護に対する考えを深める目的で研修を行ってきました。


教育委員さんからひとこと『お疲れ様でした』

看護部長より研修終了証書交付

発表会に参加してくださった方々です

2月の研修報告-②

平成24年2月28日(火)
平成23年度プリセプティー研修のまとめを行いました。

「専門職としてめざすもの」と題して1年間を振り返って次年度の課題や未来を見つめ未来の看護像を発表していただきました。 そのあと、プリセプターや師長・主任から1年間の成長を誉めた言葉をいただき、 プリセプティーは「今度来る新人看護師(後輩)に1年先輩としてサポートしていきたい」と次なる第一歩を踏み出していました。


入職して1年経ちました

研修終了証交付

2月の研修報告

平成23年度 看護部継続教育の一環 「ケーススタディ」のまとめ発表会が
平成24年2月21日(火曜日)に行われました。

研修の目的は、受け持ち患者さんに実施した看護を振り返ることで、看護過程における自己の課題を明らかにすることです。

この研修は入職して2年目の方々が自分の看護を振り返る過程で先輩・アソシエイトからの助言を頂きながら振り返りをまとめ症例を報告します。 発表形態は、パワーポイント作成ができる方はパワーポイントでプレゼンテーションを行います。 同期の発表を聞きながら効果的なプレゼンテーションの仕方や発表態度・内容についてどのような関わりをしているかなど共に学んでいきます。

また、この学びを次の課題である事例検討のなかで自分の看護観を見つめることができるようにつなげていきます。

パワーポイントを作成し、上手にプレゼンテーションも行なえていました。

仲間の発表を一生懸命聞いて学んだことはたくさんあったようです。

発表後は各部署の師長から講評をいただき、最後は看護部長より研修修了証を受け取りました。

1年間コツコツと取り組んだ努力に拍手を送ります♪

1月の研修報告

中学生の職場体験学習の受入を行いました。
平成24年1月24日~1月26日の3日間、職場体験学習をされた中学2年生4名の方々です♪

 3日間にわたって看護業務や、放射線科、検査科、リハビリテーション科、人工透析、診療情報管理室、薬剤部などの体験学習を行なった後、学びの発表を行なっていただきました。
将来どの職種を選ぶかまでは考えていないようですが、医療関係に就きたいと仰っていました。やりがいのある仕事であるなど、たくさんの学びがあったようでした。
看護師の方々は一日中広範囲に動いているのでとても足が疲れました
・・・とのコメントもいただきました。(お疲れ様でした)

将来の夢や希望を叶えられる職業の一つに選んでいただける一助になればよいと思っています。

12月の研修報告

平成23年12月10日(土曜日)

看護技術トレーニング(体験学習会)を開催しました。

長年看護職をお休みしていて技術に不安を抱えている方を対象に看護技術トレーニングや勉強会の体験を行なっていただきました。
10年間看護職を離れていた方も最近の医療安全情報などを基に医療機器の取り扱い方や採血・注射など改めて学習することができたようでした。

また、今回は当院に中途採用された方も参加しました。
臨床現場で患者さんに直接できない技術のトレーニングができて良かったです。

今回、初めての取り組みでしたが、教える側の他職種の方々も、チーム医療をしていく中で共に学ぶことができました。

地域医療支援病院として今後も継続していきたいと思います。

11月の研修報告

平成23年10月26日(水曜日) 新人看護師対象に人工呼吸器の取り扱いについての研修を行いました。

当院の臨床工学技士(ME)上野さんから、電源と配管について人工呼吸器の構造と各部分の役割、人工呼吸器の使用方法、モードについてよく使われる機能等、講義があり、当院使用される人工呼吸器(エビタ4 ・ ザビーナ)のセッティングとボタンの説明を受けました。
痰吸引を行うときの操作方法や検査などで長時間人工呼吸器を外すときのボタン操作などの説明を受けたのち、自分たちで回路の組み立てやボタン操作を実際に行いました。

入職して6カ月経ち病棟にも人工呼吸器を装着している患者さんがいます。
機械に触り慣れないと苦手意識が生じなかなか手が出せないようでしたが、頑張ってチャレンジしていました。
解剖生理・ガス交換の成り立ち・換気モードなどしっかりと学習をして、患者さんの生命を第一に少しでも早く安全な操作方法を覚えて頂きたいと思います。

10月の研修報告

平成23年9月17日(水)第3回目の事例検討を行いました。
また、その日は大分県立看護科学大学准教授の石田佳代子先生を講師にお迎えし、フィジカルアセスメントの救急・急変編の研修も行われました。
「事例を通して考えながら聞くことができた」や、「内容が良かったので時間が足りなかったのは残念だった」という意見が多くありました。
参加者は観察からDrへの報告まで、落ち着いて行動し、適切にアセスメントを行い、どのような状況下でも対応でき系統だった報告ができるようになりたいと感じているようでした。 そのためには日ごろの観察が重要で、知識や技術も研鑽していくことが必要だと感じていました。

さらに、9月は自主研修としてExcelやPowerPointの研修や県内中学校の職場体験などがありました。

9月の研修報告

平成23年8月17日(水)第2回目の事例検討を行いました。

入職3年目の看護スタッフは患者さんとの関わりを検討することで、専門職としての自己の課題を明らかにし、看護に対する考えを深めることが目的です。

持ち寄った事例をグループに分かれ検討し、意見交換を行いながら先輩からの助言も頂き新人のときに考えた看護観と現在の自分の看護観を見つめていきます。

写真はグループで検討した結果を発表している風景です。

8月の研修報告

7月23日(土)に日本光電の心電図モニタ講習会(ベーシックコース)の研修会を行いました!
この研修は新人研修の一貫ですが、経験年数を問わず初心に返って再確認したい方や他職種の方々も参加しました。

心臓の機能・解剖・生理など基本的な心臓のメカニズムを踏まえ、心電図の基本、不整脈及びその判読をとても丁寧に解り易く講義していただき、最後に練習問題も行いました。

心電図をモニタする目的は不整脈により心臓のポンプ機能が損なわれていないか、その結果患者さんの血行動態が悪化していないか(悪化しそうなのか)どうかを把握する目安とすることです。
患者さんの血行動態の重篤な悪化を招く危険な不整脈を見落とさないよう講習会を役立てて欲しいと思います。

3月に職業性ストレス簡易調査を行いました。
その結果をふまえて7月3日に職場環境改善のためのワークショップを行いました。

7月の研修報告

3月に職業性ストレス簡易調査を行いました。
その結果をふまえて7月3日に職場環境改善のためのワークショップを行いました。

立川洋一副院長(産業医・労働安全衛生委員会委員長)を中心に10名のタスクフォース(特別な任務を遂行する部門・チーム)で計画したワークショップでは、大分県保健推進センター基幹相談員の田吹好美先生を講師にお招きし、「メンタルヘルスの基礎知識・管理監督者の役割・職業性ストレス簡易調査からの大分岡病院のプロファイル・アクションチェックリストの用い方」などの講義を行っていただきました。
当院の立川副院長からは、「ワークショップとは・職場環境改善の方法論」などの講義と7グループに分かれてのグループワークが行われました。

田吹先生からの大分岡病院プロファイルでは、ストレスの原因と考えられる因子を大分岡病院と全国の看護師(女性)との比較も示していただき、大分岡病院は仕事の質的・量的には負担が大きいが、働きがいや上司・同僚からの支援も高いと自覚されており、思っていた以上に働きやすい職場環境であるとのこと。

今回の研修会では院長、副院長(3名)をはじめ、各部署、各職種の代表の方、総勢57名が受講しましたが、グループワークでは活発に意見が出され、全体セッションでもユニークな発想・計画が練られ、和気あいあいとしたワークショップでした。
しかし、これからが本格稼働です。タスクフォースのスタッフが各部署の支援者となり、ワークショップ受講者が自部署のファシリテーター(目的を達成するためにメンバーに働きかけをする支援者)役となり部署ごとの職場環境改善に取り組みます。
私たちが自分たちで計画を立て、働きやすい職場環境を作りあげることで、職員が元気にワクワクと満足して働けることを目的とします。私たちの元気が患者さんに伝わり、何より満足していただける医療・看護・ケアの提供へとつなげてゆきたいと願ってます。
これから約1年かけてのプロジェクトがはじまります。

6月の研修報告

6月15日のプリセプティ研修では、挿管介助の方法の技術研修を行いました。

集合研修で行った救急・急変時の対応では応援の人を呼び、その後の処置の仕方など動きを学びましたが、今回は挿管するときの介助方法や挿管する人の立場にたって、渡して欲しいタイミングやどのようなもち方・渡しかたが良いかなど体験できたようです。

また、解剖学など学習を深めていく必要があると感じた研修だったようです。

一刻を争う気管内挿管です。救急カートや物品の準備、喉頭鏡の組み立て方など、慌てず的確にすばやく介助できるようになって欲しいと思います。

技術研修も少しずつ難易度が上がっていきます。研修の学びを活かして徐々に現場になれ自立していってもらいたいと思っています。

6/4(土)近隣保育士を対象にしたBLS研修が行われました!

BLS(一次救命処置)とは、心臓や呼吸が止まっている人を発見した時に、最初に行う処置のことです。倒れている人を見つけた時、第一発見者がこの処置を少しでも早く行うと、その人の助かる確率が上がると言われています。

今回、大分岡病院周辺の保育園に勤めている保育士さん20名を対象に、BLS研修を行いました。大分東救急隊の方々を講師に迎え、成人・小児・乳児の一次救命処置・応急手当の方法を教わりました。

受講された保育士さんのうち25%の方が、「普段の仕事の中で、救命処置の必要性を感じたことがある」と回答されていました。BLSは医療従事者だけではなく、全ての人が知っておかなければならないのだということを、改めて感じることができました。

3時間の研修は、「とても分かりやすかった」「毎年受講したい」という好評のもと、あっという間に終わりました。来年度以降も研修を続けていきたいと思います。

講師の大分東救急隊の皆様、ありがとうございました!!

4月の研修報告

4月1日入所式を終えた新入職員は敬和会や病院の概要を理解するために3日間合同研修を行いました。
その後、看護部では約1ヶ月をかけて集合研修を行います。
看護部の概要から始まり接遇や技術研修によってリアリティショックを軽減できるようゆっくりと育てていきます。
5月9日からは配属部署で実際に指導者のもと技術を習得します。

末梢血管確保のテクニック・インターリンクシステムや陽圧ロックの手技についての座学中です(↑)。
受講者は新卒の看護師や既卒の中途採用者・育児休業からの復帰者などです。

シュミレータを使って急変時の対応を医師と先輩看護師がそれぞれの役割を演じています(↑)。
臨床現場でいきなり急変に出会い、ショックを受けないようイメージトレーニングと実技を行っています。また、それぞれの役割ごとに医師がポイントを解説していきます。自分が見た場面の技術・手技のみを理解するのではなく全体の流れが捉えられるようです。

集合研修を終了し、明日(5/9)からはいよいよ配属部署での技術研修です。
笑顔がとても素敵で希望にあふれています。

2010年5月より  フィジカルアセスメント研修会がスタートしました

護部継続教育の一環として2010年度の自主研修はフィジカルアセスメントを6回にわたって開催する予定です。

第一回 5月15日(土)看護科学大学 教授 藤内美保先生をお招きして「フィジカルアセスメント 基本」について学びました。

この研修は地域貢献の組織的な取組みを推進している病院の指名を果たすため地域公開講座としました。

【参加者】

院内受講生 34名
院外受講生  4名 

【内容】

フィジカルアセスメントの意義
看護師としてのアセスメントの視点
フィジカルアセスメントの基本技術及び演習
医療面接の進め方とロールプレイ

日々行っている聴診や打診など改めて演習することにより、良い学びとなったようで皆さんから楽しい研修だったとのご意見を頂いております。
シリーズで開催しますので今後も楽しく研修を行っていけたらよいと思っています。