大分岡病院
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10月10日、大分県内で新型コロナの流行が落ち着いていることもあり。約2か月ぶりに、1年目の集合研修を行いました。 新人さん達は、この10月から、「研修中」のひよこバッジが外れ、めでたく一人前になりました(拍手)!! そこで、今回の研修から、「新人研修」改め「1年目研修」と、呼び名を変えています。
さて、今回は「気管内挿管の介助と人工換気」の研修を行いました。1年目の子たちは皆、喉頭鏡や気管内チューブ、バッグバルブマスクなど、点検で少し触ったことがある程度で、実際に使ったことはありません。講師の石川Nsから、一つずつ丁寧に使い方を学び、実際に人形を使って実践しました。「緊張する」「なかなか難しいなあ」と言いながらも、お互いにアドバイスしあう場面もみられ、充実した研修になりました。終了後のアンケートでは、「できることがまたひとつ増えたので、実際の場面にあたったら率先して行いたい」という積極的な意見も聞かれました。大変なことも多かった中、しっかり一人前の自覚が芽生えてきているなあと、頼もしくなりました 。
7/7に、「酸素吸入」「フィジカルアセスメント」の研修を行いました。
酸素吸入の研修では、酸素療法が必要な理由や様々な投与方法について講義を受けました。その後、酸素カニューラや酸素マスクを実際に装着してみました。酸素マスクの圧迫感やチューブの痛みを直接体験し、「患者さんの皮膚トラブルがないか、快適に過ごせているかを注意しないといけないと感じた」という意見が聞かれました。
フィジカルアセスメントの研修では、呼吸器系、消化器系、脳神経系の身体所見の観察や記録について学びました。また、聴診器の使い方や打診、触診の仕方、動脈触知の方法等、学校では教わらなかった内容を中心に講義を受けました。「器械がなくても観察したことである程度の予測ができる。根拠をもって正確に読み取ることが大事」というお話を伺い、新人さんからは「正常と異常を正しく判断するためにも、解剖生理からきちんと振り返ろうと思った」という意見が聞かれました。講師の松先生のユーモアあふれる授業に、最初は緊張気味だった新人さん達も、徐々に緊張がほぐれ、積極的に質問する姿がみられました。
7/4に、12誘導心電図の研修を行いました。
当初は4月に行う予定でしたが、非常事態宣言を受けて、検査の実技だけが延期になっていました。
心電図は新人さんが苦手なものTOP3に入ります。今回は講師の先生方のご提案もあり、検査の実技に加えて、4月に行った心電図のテストを再度行い、答え合わせと解説を行いました。
検査の実技は、それぞれ患者さん役と看護師役を全員が体験しました。心電計に初めて触る新人さんもいましたが、一つずつ教わりながら心電図検査ができました。
心電図のテストは2回目でしたが、やはり不整脈の診断が難しかったようです。それでも、この3か月で少しずつ成長している新人さん達は、苦手なものから逃げることなく、積極的に質問していました。分からなかったことが分かった時の喜びを積み重ねながら、少しずつ成長していってほしいと思います。
今年度初の看護補助者研修が、6/27に行われました。
今回の研修テーマは「職業性暴露防止のために知っておくべきこと」で、主に抗がん剤暴露による身体への影響や、暴露予防の具体的な方法について学びました。 看護補助者は、抗がん剤を直接患者さんに投与することはありません。しかし、十分に注意をしないと、日々の業務の中で抗がん剤に暴露してしまう可能性があります。“職業性暴露”という言葉を初めて聞いた看護補助者が殆どでしたが、その対策は普段行っている標準予防策に近いこともあり、理解しやすかったようです。
研修後、「きちんと予防の知識があると大丈夫」「正しいPPEが自信を守るということを 改めて感じた」という意見がありました。正しい知識と適切な対処が、自分や周囲の人を守る一番の方法だということを、改めて感じました。
新型コロナウイルスに対する非常事態宣言が解除されたことをうけ、6月から集合研修を再開しました。体温測定・マスク着用・こまめな手指消毒・換気を行い、感染予防に注意しながらの研修となりました。
午前中は「輸液のポイント」についての研修でした。普段、医師の指示で輸液を投与しますが、その成分までは注目していなかった新人さん達です。しかし、研修を通して、なぜ、様々な種類の輸液があるのか、輸液を投与することで、体の中にどのような変化が起こっているのかを知ることができました。「患者さんに対して安全に輸液を投与するために、もっと知識を深めたい」という意見が聞かれました。
午後からは、「口腔ケア」についての研修を行いました。口腔ケアの必要性やポイントについて講義を受けた後、2人1組になって実技を行いました。研修後、「スポンジブラシで軽く磨いていたけど、かえって気持ちが悪いことがわかった。力加減に注意したい」「ずっと口を開けて同じ姿勢での口腔ケアはつらい。患者さんに苦痛を与えないよう、手早く効果的にできるようになりたい」という意見が聞かれました。患者さんの気持ちを理解したことで、それぞれの課題を見つけたようです。
久しぶりの同期との再会で、笑顔があふれていた新人さん達でした。次の研修まで、体調に気を付けながら頑張っていきましょうね。
看護部ラダー研修「看護観」を6/3に行いました。昨年までは卒後3年目で行っていた研修ですが、今年度からは卒後2年目の看護師が対象になりました。
この研修では、4回に分けて全受講生が看護事例を提示し、グループワークと発表を通して意見交換を行います。そして、年度末に自己の看護観を振り返り、個々の発表をします。
研修時期が1年早くなったことで、「事例の提示がきちんとできるだろうか」「グループワークがうまくまとまるだろうか」と、研修支援者は、やや心配そうに見守っていました。
しかし、一年間を共に過ごしてきた同期達の絆は強く、グループワークでは活発に意見を出しあい、昨年までの先輩方に負けない位の良い研修ができました。同期や先輩方の様々な考えを聞き、自己の看護観を少しずつ深められることを願っています。
新人看護師を迎え、感染対策に注意しながら集合研修を行ってきました。しかし、全国非常事態宣言を受けて“3密”を避けるため、4月半ばから集合研修をすべて中止にし、現場毎での演習となりました。
各部署の教育委員とプリセプターが協力し、新人さんに技術演習を行いました。新人さん達も熱心に取り組み、教わった看護技術を繰り返し練習していました。患者さんに質の高い看護を提供できるよう、日々成長している新人さん達・・・いつかまた、みんなで集まって成長を喜び合える日が来るまで、頑張っていきましょうね。
2020年4月2日(木)
桜舞う季節、今年も新人看護師19名を迎え、2020年度の集合研修が始まりました。COVID-19の影響で日程を一部変更し、換気とスペースを十分確保した中での開催をなりました。
研修が実りあるものになるよう、取り組んでいきたいと思います。