大分岡病院
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看護部 研修報告 2019年度

看護補助者研修『口腔ケア』

2020年1月25日(土)
初めに『口腔ケアについて』をテーマに、歯科衛生士から、口腔内ケアの目的や観察ポイント、口腔ケアの手技について講義を受けました。口腔内の環境や機能が、全身状態や予後にも関わっていることを知り、改めて口腔ケアの大切さを学びました。

  

歯科衛生士の講義のあと、医師から周術期の口腔ケアについての事例を伺いました。

受講者からは、「保湿が大事だということが分かった」「患者さんのQOL向上につなげたい」という感想が聞かれました。

患者さんに心地よく過ごしていただき、感染予防・フレイル予防につなげられるよう、取り組んでいきたいと思います。

 

看護補助者研修『酸素の取り扱い』

2019年10月26日(土)
看護補助者研修が行われました。
今回のテーマは『酸素の取り扱い』で、MEを講師に迎え、酸素ボンベや中央配管、高気圧酸素療法について、講義を受けました。
医療の現場では馴染みの深い酸素ですが、取り扱いをひとつ間違えると、大変な事故につながることもあります。参加者全員、酸素ボンベの交換方法について実技も行いましたが、緊張感をもって真剣に取り組んでいました。
教わったポイントを一つひとつ確認し、安全に取り扱っていきたいと思います。


 

看護部継続教育研修 看護観(事例検討)

2019年10月23日(水)
3年目Nsのラダー研修が行われました。
今回で3回目の事例検討、グループワークでは自主的に役割分担を行い、スムーズに進行できていました。
この研修では、日々の看護の中で難しいと感じたことや悩んだことを、グループ内で担当者が発表します。それに対して意見交換を行い、共に悩み考えながら解決策を導きだします。部署は違うけれど、普段から同期として交流のある仲間たち、「そうだよね。わかるよ」「うちの部署ではこうしているけど、どうかな?」と、良いアイデアが次々に出されていました。お互いの考えを知ることで、自己の看護観を深めてほしいと思います。




看護部継続教育研修 プリセプター研修『半年を振り返って』

2019年10月16日(水)
5回目のプリセプター研修が行われました。
「新人さん、こんなことができるようになったわぁ」、「自分たちも、こんな頃があったなぁ」と、自分たちが新人だった頃を思い出しながら、プリセプティの成長を誰よりも喜んでいるプリセプター達です。しかし、新人教育は山あり谷あり、ひとつの課題をクリアすると、次の課題がやってきます。新人さん一人一人の成長度にあわせながら、みんなが課題を達成できるためにはどうしたら良いのか、グループワークを通して活発な意見交換を行っていました。
プリセプターになって半年、新人Nsと一緒に日々成長しているみなさん、とても頼もしいですね。






 

看護補助者研修『個人情報保護』

2019年7月27日(土)
看護補助者研修が行われ、39名の方が受講されました。医療情報課次長に『個人情報保護』というテーマで講義をしていただきました。
個人情報の取り扱いについて学んだ後、いくつかの事例をもとにグループワークを行いました。SNSでのマナーや注意点についてはマスコミでも取り上げられることが多く、受講生もより実感があったようでした。しかし、院内の掲示板や配布物、患者さんとの会話の中でも個人情報漏洩につながる場合があるということを教わり、「そんなに真剣に考えたことがなかった」「普段の会話にも気をつけないといけないね」という意見が多く聞かれました。
医療の現場では個人情報を取り扱うことが多々あります。適切に取り扱い、自分たちが加害者や被害者にならないよう、改めて注意しようと思いました。



プリセプター・プリセプティ合同研修

2019年7月24日(水)
プリセプター・プリセプティ合同研修が行われました。
はじめに部署毎にグループワークを行いました。プリセプティが入職して3ヶ月、できるようになったことや課題、悩み等、お互いに意見交換を行いました。4月に初めて顔合わせをした時に比べ、お互いに信頼関係を構築することができており、和やかな雰囲気で意見交換ができていました。



その後、8月からのローテーション研修に向けて、情報交換を行いました。ローテーション研修ではプリセプティが院内留学を行い、自部署と異なる疾患や治療・検査等を見学することで、看護の力をより深めるという目的があります。「新人さんに○○を見せてあげたいね」「ローテーション研修で○○を学びたい」という意見もお互いに聞かれました。8月からのローテーション研修が、学び多きものになるよう願っています。





新人看護職員研修(血ガスについて・フィジカルアセスメント)

2019年7月6日(土)
新人看護職員研修が行われました。
初めに、呼吸療法士の佐藤Nsを講師に迎え、「血ガスについて」というテーマで講義をしてしただきました。
血ガスは新人Nsが苦手に思うものランキングで上位に入るほど、苦手意識を持ちやすいテーマです。
最初は検査の値が患者さんにとってどういう状態であるのか、理解するまでが難しかったようですが、佐藤Nsが練習問題を出して分かりやすく解説して下さり、少しずつ答えを導き出すことができていました。
 
 
後半はNPの松主任を講師に迎え、「呼吸器系と消化器系のフィジカルアセスメント」というテーマで講義をしていただきました。
聴診器の正しい使い方を教わり、2人1組になって聴診器を用いて呼吸音や腸蠕動音を確認しました。正常音と異常音を正しく判断するために、沢山の音を聴いて経験を積んでほしいと言われていました。
また、観察したことをきちんとアセスメントし、患者さんの状態を把握することで、次の看護につなげられること、そのためにも記録をきちんと行うことを学びました。